さて気になる話だが、これはジョハネス・カミニウスという人が
書いたものらしい。
1295年9月にカミニウスはヴェニスに着いた。
「それがどうした」となるわけだが、
あのマルコ・ポーロがヴェニスに到着した2ヶ月後が1295年9月なのである。
そしてカミニウスとマルコ・ポーロが運命的な出会いをし、
友達になるのである。
マルコ・ポーロがジパング島から持ち帰った
清酒をカミニウスにあげるのであった。
カミニウスは錬金術師の研究者になり故郷のスコットランドに戻り、
ジパング島の清酒を蒸留して少量だが、
非常に純度の高いエリクサー(霊薬)を造り出したというのである。
しかし清酒は底をついてしまった。
スコットランドには米が無いので清酒は造れない。
スコットランドで清酒の代わりになるものといえば・・・。
そう、ビールである。
カミニウスはビールを蒸留することを思い立つのである。
そうしてビールを蒸留することに成功するのである。
その後はうんちくウイスキー編
で述べた通りである。
さて、この話が本当かどうかは皆さんが判断するとして、
ウイスキーとは全く縁の無かった当時の日本。
その日本の清酒がウイスキーの起源に関係していたとしたら、
これはとても壮大でロマンティックではないか。
遠く離れた未到の地から持ち帰った清酒。
大変貴重で特別なものだからこそ、錬金術(蒸留)に使われた
のではないだろうか?
酒は歴史と密接な関係があり、そして時には偶然が生むドラマがあるのです。