ウォツカとは主として穀類を原料として、糖化、発酵、蒸溜し、
白樺の炭層で濾過した蒸溜酒のことです。
原産地はロシアです。
ウオツカは一般的に無味無臭といわれていますが決してそんなことはありません。
原料の微妙な味わい・爽快感と
白樺炭濾過によるまろやかさが存在しています。
また、ペルフォツカのように
唐辛子が入った辛いウォツカもありますし、
レモンウォッカのように
レモンの香りと味を楽しめるウォッカもあります。
ウオツカがいつ頃からつくられていたかは明らかではありません。
モスクワ公国の記録にウオツカのことが記載されているので、
この時代に飲まれていたことは間違いないでしょう。
しかし、当時、新大陸原産のとうもろこしやじゃがいもがあるわけはないので、
おそらくライ麦のビールを蒸溜してつくったのではないかと考えられています。
連続式蒸溜器が発明される以前は、簡単なポットスチル(単式蒸溜器)で
蒸溜していたため雑味も多く、
香草によって香りがつけられていることも多かったようです。
19世紀になるとウオツカを、白樺炭で濾過する方法が採用され、
さらに19世紀中頃になると、連続式蒸溜器の導入によって、
現在のような臭みが少なく微妙な香味をもつウォツカの原型ができたそうです。
ウォツカはロシアのお酒という印象が強いですが、
ロシア革命以後には、ロシアから亡命した白系ロシア人が
亡命先の国々でウオツカを製造するようになったため、
ウォツカはいろいろな国で作られるようになったのです。
酒を求める人間の執念というか欲望が伺えますね。