うんちく
うんちくテキーラ編

 テキーラはメキシコ原産の竜舌蘭の一種である アガベ・アスール・テキラーナ という何とも下を噛みそうな長い名前の植物を原料とし、 その茎を糖化、発酵、蒸溜させてつくられるスピリッツです。 メキシコの地酒としての位置付けが強かったのですが、 マルガリータ (1949年カクテル コンテスト入選)の登場によって、 世界の4大スピリッツとしての地位を確立しました。
 また、テキーラサンライズは ローリングストーンズによって世界中に知られるようになった テキーラベースのカクテルです。

 18世紀の半ば頃(スペインの統治時代)、 メキシコの西北ハリスコ州、 テキーラ村に近いアマチタリャの地で 大きな山火事があって、焼け跡には黒こげになったマゲイ(竜舌蘭)が 転がっていました。 あたり一面に芳香が漂うのを不思議に思った村人が マゲイをつぶしてみると、中からチョコレート色の汁が滲み出し、 それをなめてみると上品な甘さがあったということ。 マゲイの株が山火事の熱で砂糖に変化したのでしょう。
 スペイン人はこの汁を絞って発酵させ、蒸溜し、 無色のスピリッツをつくりました。 その後、蒸溜工場は良質のマゲイを求めてテキーラ村に至り、 ここがテキーラの本場となりこの名がついたと言われています。
 テキーラの近代的な蒸溜が始まったのは1775年。 そして、この酒がメキシコの国境を越えたのは1873年といわれています。 テキーラはメキシコの地酒的存在でしたが、 1968年のメキシコオリンピックをきっかけに 世界中で親しまれるようになりました。

 マルガリータはテキーラのメキシカンスタイルをそのまま カクテルにした飲み物です。 メキシカンスタイルとは ストレートのテキーラを右手に持ち、左手の甲に塩をのせ、レモンを持ちます。 レモンを噛りレモンジュースを口に含んだまま、塩を流し込み、 一気にテキーラを飲み干すスタイルです。
 そして、究極の飲み方が塩の代わりに竜舌蘭にくっつく グサノ・デ・マゲイという毛虫の おしっこが固まったのを舐めるのです。 しかし日本では殆ど手に入えるのは難しいでしょう。
 私もいまだかつて出会ったことがないので、 置いてあるお店を知っている方は是非 ココへご連絡ください。

 テキーラと似たようなお酒で メスカルというのがありますが、 テキーラと何が違うのでしょうか?
 それはアガベ・アスル・テキラーナを原材料としてメキシコのテキーラ村を 中心とした特定地域で作られたものをテキーラと呼び、 その他の竜舌蘭を使うとメスカルと呼ぶのです。
 多分これでいいと思うんですがテキーラとメスカリについては あまり自信がありませんのでご了承ください。

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