うんちく
うんちくラム編

 ラムはサトウキビの絞り汁を煮つめて、 砂糖を結晶させたあとの糖蜜を原料とし、発酵、 蒸溜、熟成の工程を経て つくられるスピリッツです。 もともとは、荒々しい海の男酒として生まれ広まりました。 しかし、熟成させることで荒々しさは削り取られまろやかな風味をかもしだすようになりました。
 ラムの歴史は三角貿易の黒人奴隷の悲しい歴史なのである。 アフリカの黒人を奴隷としてカリブ海の西インド諸島に輸送し、 その帰りに諸島で出来た糖蜜を積み込み、今度はそれをアメリカのニューイングランドに運び出す。 ニューイングランドでは運ばれてきた糖蜜を降し、 その代わりに糖蜜から出来たラムをふねむ積み込む。 そしてアフリカに戻り、運んできたラムを黒人売買のための資金としたのである。

 そんな悲しく暗い歴史があるが、ラムの語源はランバリオン(乱痴気騒ぎ)から来ているのだ。 だからこそ悲しい歴史があったことを肝に銘じながらも、楽しく愉快に飲もうではありませんか。 シラケ気味の時にはラムを飲んで気持ちを変えましょう。

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