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千葉市女性センター館長 加賀美幸子さん
加賀美幸子さんは、昭和三十八年にNHKに入局。アナウンサーとしてニュース番組や「日曜美術館」「あすの福祉」「くらしの一分メモ」「小さな旅」「人生いきいき」などの番組を担当したほか、古典の朗読やドキュメンタリーのナレーションを担当するなど、様々な分野で活躍。平成二年に局次長級のエグゼクティブ・アナウンサー、平成六年に局長級のエグゼクティブ・アナウンサーに就任し、平成九年には女性で初めて理事待遇となる。入局して三十七年の実績を持ち、今年六月にNHKを退社したが、現在も「NHKアーカイブス」「ラジオ深夜便」などの番組を担当している。
今年七月には「千葉市女性センター」の館長に就任。NHKの番組を持ちながら、週二回は女性センター勤務という忙しい日々を過ごしている。
「三十七年間、大変だったという思いはありません。常にやればできると考えで、他の人が担当したくない番組とか視聴率の低い番組などを積極的にこなしてきました。小さな番組ほど、スタッフ一人一人の責任は重大で厳しい面がありますが、時間をかけて地道に取り組む仕事が多く、達成感や充実感が大きい。アナウンサーは人の話を聞くことが仕事。素晴らしい人の生き方を視聴者に伝えることが大切な役目だと考えて仕事を担ってきました」と加賀美さん。
仕事と家庭の両立については「苦しいのは当然ですが、頑張るしかないと思ってきたつもりです。子どもには゛いつもあなたのことを思っている゛というメッセージを伝えていれば大丈夫。働く女性たちは、後ろめたさなどを感じることなくマイペースで仕事に取り組んで欲しい」と語った。
女性センター館長としての抱負は、「これまでの実績を活かし、様々な人たちを結び付けるコーディネーターの役割を果たしていきたい。千葉市で活躍中の女性グループの人たちとも交流を続けたい。女性センターでは、講座などを通して人間として成長できる、問題解決の糸口が見つかる、様々な考えがあるなどの情報が発信できればと思います」と意気込みを語った。加賀美館長の今後の活躍を期待したい。
【取材・浦野美智子】

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